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2017年6月15日 (木)

ジェットコースターで脳脊髄液減少症に。3年間続く疲労感が解消(2016年)

3年前、ジェットコースターを20回ほど連続して乗ったら、異常な疲労感が発生し、1週間入院することになった。MRIで脳脊髄液が首と背中で漏れていることが確認され、脳脊髄液減少症と診断された。現在まで疲労感は続いており、かろうじて仕事をしている状況で、ブラッドパッチを受けるかどうか迷っている。
このケースの脳脊髄液減少症も、日常生活にはない大きな刺激を受けることで問題が発生していますが、交通事故で起こったケースとは少し状況が異なっています。
発症から時間が経っていることと、そして背骨の矯正を避けなくてはならない危険な兆候が見られなかったため、3箇所の矯正と一部の筋肉に対する刺激のみ行いました。施術後にはだるさは改善され、1ヵ月後の再来院の時まで効果は持続し、だるさのレベルは初診時の5分の1の状態で維持できていました。睡眠障害が残っていましたので、それを改善する施術を行いました。さらに1ヵ月後の3回目の来院の時まで朝起きやすい状態が保てていました。背中の重さが若干残っていましたが、生活習慣の問題で発生している症状である可能性が高いため、後遺症改善の施術から生活習慣で起こる問題に対する施術に移行してきました。
このケースでは交通事故で受ける衝撃よりは、ずっと少ない刺激で発症したため、2回の施術で済んだのだと思います。事情により月1ペースでの来院でしたが、集中して行えば、もっと早く回復が望めます。

このケースでは、リスクが無かったため初回に矯正を行いましたが、心配な方には矯正を行いません。矯正以外の軽い刺激で、十分に効果は感じられると思います。

脳脊髄液減少症という診断名が出来て以来、札幌でもたくさんの方が、脳脊髄液減少症の診断を受けていますし、札幌の病院でも専門の機関が増えてきました。MRIで脳脊髄液が漏れているのが確認されれば、全ての原因をそこに結びつけたくなるのが人間の心情です。しかしながら、ブラッドパッチをしても期待ほど効果が得られないことも少なくないようです。

思うように改善しない場合、脳脊髄液減少症の症状とされる頭痛、めまい、倦怠感、吐き気などが「脳脊髄液の漏れ以外の原因でも起こる」という現実に目を向けることで、早期回復のための選択肢が広がります。

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